麻雀の3人麻雀は面白い‼三麻と四麻でのルールの違いを解説‼
皆さんは3人麻雀ってどんなイメージですか?
「4人揃わなかったときにしょうがなくやる麻雀」
「3人麻雀ってただの運ゲーでしょ」
そんなふうに思っている人もたくさんいると思います。
しかし、三人麻雀は意外と人気で最近だと三麻から麻雀を始める人もいます。
しかも関西だと三麻のほうが人気ですし、名古屋だと2藩縛りの三麻という独特な文化もあります。
今回は「まだ三麻ってやったことないんだよなー」と思っている人に
三麻ってすごく面白いんだよ!ということを解説していきますので、
気になっている人は最後までよんでみてください。
4人麻雀とのルールの違い
今回はよくある三麻のルールをお伝えします。
萬子の2~8がない
3人麻雀は
索子(ソウズ)の1~9と
筒子(ピンズ)の1~9と
萬子(マンズ)の1と9
字牌の東南西北白撥中で
27種類×4個の計108牌で麻雀をします。
萬子の2~8が無くて牌の種類が少ないため、4人麻雀と比べて上がるスピードが早く、打点も高くなる傾向があります。
北が抜きか風になる
北の扱いをどうするかですが基本的には2種類で、「風になる」か「抜く」かです。
「風になる」場合は北は全員の風になります。
東場で西家の人の場合だと、東と西と北が風となるので通常よりも役牌が多くなります。
その分字牌に対しての警戒をしていかなければいけません。
「抜く」場合は北を引いたら公開して右に置きます。そして嶺上牌から1枚ツモります。
そして、公開した北はドラとして扱います。北を3枚抜いた場合それだけでドラ3の状態になりますね。
また、必ず抜かないといけないルールと風としも使ってもいいというルールに分かれます。
チーができない
3人麻雀で鳴く時はポンとカンしかできず、チーをすることができません。
なので、自動的に4人麻雀よりもメンゼンが多くなります。
点数は35000点持ち
4人麻雀は最初25000点持ちですが、3人麻雀は35000点待ちのことが多いです。
もちろん25000点のままの場合もありますし、30000点や40000点の場所もあります。
しかし、35000点が一般的で、アプリの「天鳳」や「雀魂」、「MJモバイル」の3人麻雀も35000点持ちとなっています。
ツモの点数計算が変わる
ツモをした時の点数計算が大まかに二種類あり、「ツモ損あり」か「ツモ損なし」かです。
「ツモ損あり」の場合は、仮に子が満貫をツモった際に
親から「4000点」と
子から「2000点」の
合計「6000点」を受け取ります。
支払い方法としては4人麻雀と変わりはありませんが、1人分貰える点数が少ないので、同じ満貫を上がるのであればツモよりロンのほうが「2000点」多くもらえることになります。
「ツモ損なし」の場合は、仮に子が満貫をツモった際に
親から「5000点」と
子から「3000点」の
合計「8000点」を受け取ります。
ツモをしてもロンと同じ点数を貰えますが、支払う側は一人少ない分4人麻雀と比べると余分に払わなければいけません。
三麻の面白いところ
3人麻雀が4人麻雀面白いところは以下のことが挙げられます。
・自分のツモるまでの待ち時間が少ない
・テンパイするスピードが早い
・高打点がバンバン出る
・地域やメンツが違うとルールが違うことが多い
自分のツモるまでの待ち時間が少ない
人数が少ない分、自分が切ってから次にツモるまでの間が短いです。
なので、せっかちで待つのがあまり好きではない人、3人麻雀のほうが向いているかもしれません。
また、半荘が4人麻雀と比べると圧倒的に短く、同じ時間でも多く半荘数をすることができます。
テンパイするスピードが早い
牌の種類が4人麻雀と比べて少ないため、配牌時のシャンテン数が4人麻雀よりも低いですし、ツモる時に有効杯を引く確率が高いです。
なのでテンパイする速度が早いため、スピード感があります。
ただし、自分だけではなく相手も早いので4人麻雀の感覚で「まだ大丈夫だろう」と思って切るとロンと言われることがよくあるので注意しましょう。
高打点がバンバン出る
萬子の2~8がないので、染めてを作りやすくて高打点が出やすくなります。
特に北を抜くルールでやるとドラがその分多くなるので高打点になりますし、牌が少ないので裏ドラものりやすいです。
倍満や三倍満、役満が出ることはしょっちゅうなので、オーラスで20000点差があってもひっくり返ることなんて珍しくありません。
地域やメンツが違うとルールが違うことが多い
正直3人麻雀はローカルルールが多すぎて地域やメンツによって結構ルールが異なります。
私はメンツが違ったときにルールが全く一緒だったことがほぼありません。笑
それだけ色々とルールがあるので、それによって多少打ち方を変えないといけないですし、そこがまた面白いところでもあります。
終わりに
3人麻雀は4人麻雀と比べてテンポが速く高打点になりやすいです。
ボクシングで例えると、4人麻雀はジャブで牽制しつつ隙をみてストレートを打つ闘いですが、3人麻雀は1m以内の超至近距離で殴り合う闘い方です。
激しい試合がすきだったり、せっかちな人は4人麻雀よりも3人麻雀のほうが向いているのかもしれません。
まだ3人麻雀をやったことないという人はぜひやってみてください。